■叫んでやるぜ! ■叫んでやるぜ!2 ■叫んでやるぜ!3
■叫んでやるぜ!4
■叫んでやるぜ!おまけトークCD
大塚明夫(小泉天竜)、金丸淳一(久江信乃)、岩永哲哉(久江南夏也)、置鮎龍太郎(水沢輝志)、高木渉(塚本マネージャー)、荒木香恵(アヤちゃん)、有馬瑞香(津坂ばあ)、堀川亮(山辺先生)
<ストーリー>
高一の南夏也は母を亡くしたため、長年離れ離れになっていた
実の父の元を初めて訪ねた。くたびれたオヤジを想像していたが予想に
反して、実際会った信乃は童顔30代声優業の、まるで兄のような父親で…。
<感想>
BLCDとまとめてしまうには勿体ない作品。
誇張されていても声優業界の話なので、声優を声優が演じる入れ子状態が相乗効果を
生み、二重にも三重にも楽しめるのが、このシリーズの面白い所です。
1では、突然父親になった信乃と父親が出来た南夏也の親子の心の交流を中心に描いていて
危ないシーンはないのですが、かわりに、BLCDのレコーディングシーンがあります。
あやうく古典的にお茶吹く所でしたが、役名が「ジュンイチ」「アキオ」と、ニヤリ
としてしまうような遊びが入ってるのもいい感じ(笑)。
今でこそ、毎月何枚も新作が作られ声優の仕事としてもだいぶ認知されて きてるこの手のお仕事も、当時はまだ数えるほどしかなく、当然ながら出演されてる 実際の声優さんも仕事を引き受ける事に、大なり小なり葛藤があったと思います。 息子を養うためにどんな仕事でもやるなんて宣言したがために、BL系のお仕事を どっさり持ちこまれちゃった信乃の「しっかしなぁ〜仕事とはいえ、これは一体(汗)」 という台詞とか、実際の声優さんの心境と重な所があったのではないかな?
描いてるのは嘘の世界。だけど実際の声優さんもこう思ってるかも?と思わせる 台詞があったり、こういう仕事が家族にばれてしまったらどうする?みたいな、 BLCDを聴けば誰もが思うようなエピソードを上手く織り交ぜ現実とオーバーラップさせる ことで、より物語に深みを与えてる辺りとか、さすが高口先生!という感じです。
キャスティングは、声フェチを自認される先生が選んでるだけありお見事の一言。
初登場シーンが格好良すぎ!な天竜さんは、大塚さんをモデルにしてた…というのは
有名な話ですが(笑)まさに天竜さんそのもの。これは、はまらないわけがないです(笑)。
大塚さんは、声優として仕事部分と普段の時の声の差がはっきり分かれている所も、なにげに
感動でした。
次に金丸信乃ちゃん。まだ役が完全に掴めてないのか原作ファンからみると、
コメディーに流れすぎた感じがしてしまいましたが、声は可愛いが結構頑固者で言う事は言う
信乃らしくて良かったです。ちなみに金丸さん、この当時信乃と同年齢位だったとかで
「その年でこの声」ってのが現実味あります。(ちなみに今現在も10代で通るお声。恐るべし!)
酔っぱらって「おみじゅ〜!」とか言っちゃったり、ぐーすかいびきかいてたりする所が可愛い(笑)
そして、息子役の岩永南夏也。親子ということで声質がちょっと似ていて、かつ信乃よりも大人びてる南夏也を等身大に演じています。素直でいい子なんだよ〜〜。他にも鮎君に堀川さん、有馬さんに高木さんと、どなたもキャラが立っていて演技も上手い方ばかり起用されていて本当、豪華な声優陣です。
※※ ツボ台詞 ※※
「基本的にやれないってのは役者じゃないと思ってるんでね」@天竜
ぐるぐるしてる信乃ちゃんに天竜がいう言葉。正論だけど、実際割り切るのは難しいだろうね。
「信乃、ちょっと〜こっちへ来なさい」@南夏也
「……はぁい。」@信乃
この二人の言い方が可愛くてツボすぎ。
大塚明夫(小泉天竜)×金丸淳一(久江信乃)
?→ 置鮎龍太郎(水沢輝志)×金丸淳一(久江信乃)
岩永哲哉(久江南夏也)、置鮎龍太郎(水沢輝志)、保志総一朗(香取虹介)
高木渉(塚本マネージャー)、荒木香恵(アヤちゃん)、有馬瑞香(津坂ばあ)、堀川亮(山辺先生)ほか
<ストーリー>
信乃の周りに危ない狼達が群がって
いますが、その内の一人水沢がとうとう行動に…。
一方、南夏也はアイホの先輩である映日に惹かれていて…。
<感想>
ちょっとBLCDぽくなってきた本作品。信乃ちゃん、水沢に襲われるの巻。
水沢役の鮎君いいですよ〜。あれなシーンがさほどないので、のびのび
演じてる感じで(笑)おまけとして「宇宙三国志」(銀×伝のパロ/笑)の
特別予告編あり。この予告編が面白い。ぜひ、コミックス3巻収録されてる
番外編を見較べながら聴いて欲しいです。この台詞の時にこんな状態
だったのね。と結構笑える比較ができます〜。
大塚明夫(小泉天竜)×金丸淳一(久江信乃)
岩永哲哉(久江南夏也)×松本保典(布施映日)
置鮎龍太郎(水沢輝志)×保志総一朗(香取虹介)
高木渉(塚本マネージャー)、荒木香恵(アヤちゃん)、有馬瑞香(津坂ばあ)ほか
<ストーリー>
宇宙三国志の慰労会で温泉へやってきた信乃達。
尊敬する天竜との間柄に悩み始めた信乃に、映日との関係にケリをつけた南夏也。
一方、水沢は振られて酔っぱらった虹介と…?
<感想>
楽しいですよ〜、のっけから宇宙三国志。
って、なんか変ですね?姫を差し置いてジョン@信乃ちゃんを取り合ってる
アクバル@水沢&トキオ@天竜(笑) だははっ、ジッパーだの本番だの
バターナイフだの、なにやってんの状態で可笑しすぎます(笑)
そして、その後の塚ちゃんと信乃の会話シーン、これもツボすぎ。
お疲れぎみの信乃ちゃんも可愛いし、塚ちゃんから台本奪い取って
「塚ちゃん!だめっ!んもーっ!」な信乃ちゃんも可愛いすぎる〜。
金丸さんは一枚目から較べると、もうすっかり信乃そのものでしたね。
そして、本領発揮な天竜さんに、急接近の水沢&虹介と聞き所満載です。
そうそ、忘れちゃいけない、今回は南夏也×映日のアレなシーンが入ってます。
色っぽさは主役カップルをしのぐ勢い…なんだけど(笑)私はちょっと苦手でした。
なんか濃ゆくてね、、^^;
それから、なんといっても塚本マネージャー!いい味出してます。
おまけトラックは彼の独断場でしたね〜。最高に笑わさせていただきました(笑)
特にこれ→「塚ちゃんの大人のお宝拝見。出張探偵団〜in温泉〜温泉〜
温泉〜(自己エコー/笑)」オススメです。
大塚明夫(小泉天竜)×金丸淳一(久江信乃)
岩永哲哉(久江南夏也)×松本保典(布施映日)
置鮎龍太郎(水沢輝志)×保志総一朗(香取虹介)
高木渉(塚本マネージャー)、荒木香恵(アヤちゃん)、有馬瑞香(津坂ばあ)、小杉十郎太(川辺五郎)、三石琴乃(ミラクルダイエッター・ミユキ)、堀川亮(山辺先生)ほか
<ストーリー>
津坂婆が持ってきた見合い話、絶対反対の南夏也をよそに
子供と一緒の美佐達を見て信乃の心は揺れる。
見合いを知った天竜はお前が分からないと捨てぜりふを
吐き、信乃に冷たくあたる。冷たくされて初めて自分の
気持ちを見つめ直した信乃の出した結論は?
<感想>
自主出版で出された二枚組CDです。遊び心満載、ドラマ部分に加えて劇中劇の
「ミラクル・ダイエッター・ミユキ」さらに歌まで盛り込んで、とてもお得な一枚。
まずは、信乃と天竜さんが中心のドラマ部分。
今回はシリアスですね。
降ってわいた縁談話が元で、あいまいにしていた天竜との関係が急激に変わっていきます。
酔っぱらい天竜と、それを慰める小杉五郎さんのシーンが
そして金丸さんは、迷いだとか苛立ちだとかの精神的な揺れを感じさせる演技や泣きの
演技が上手いです。今回は色っぽいシーンなんかもあるのですが、こちらも押さえ気味で
いい感じ。(ちなみにこれ時間の関係から一発録りだったのだとか。)他に水沢と虹介や
南夏也と映日のエピソードなども入り、上手く纏められています。個人的にツボだったのは、
酔っぱらい天竜さんと、それを慰める小杉五郎さんのシーン(笑)いや〜素敵でした^^
次に劇中劇。
ミラクル・ダイエッター・ミユキが、丸々収録されてるのですが、これは
可笑しいですよ〜(笑)キャスティングは、ミユキ役に三石さん(サイバーフォーミュラでも
金丸さんのお相手やってます/笑)、そのお相手イサムが金丸さんで、一人三役の手下役の
高木さんに、食欲魔神の置鮎さんに、ナレーターの保志君。そしてリバウンダー大王の
大塚さん(笑)皆さん、とっても楽しそうでいいです(笑)
そしてラスト、歌。
ミラクル・ダイエッターミユキの歌もありますが、オススメなのは、なんといっても金丸さんの歌う
「風邪ひき」。曲自体もとてもいいので、ぜひ聴いていただきたい1曲です。
そして、主要キャスト5人で歌う「最後は愛でしょう」ラストの大塚さんが…(笑)
そして保志君、歌下・・っとと。いや〜味わい深いものがありましたです、はい。^^;
でもって、この曲の後におまけでトークがはいっているのですが、テンション高い高い(笑)。
気が置けない現場って感じが伝わってくるトークでした。ちなみにトーク収録中に、酔っぱらいの
某声優さんが乱入!なんて美味しい出来事もあったりして(笑)尻尾まで美味しくいただきました♪状態でした。^^
高木渉、金丸淳一、大塚明夫、置鮎龍太郎、保志総一朗
<感想>
塚ちゃん司会で、このメンバーでの40分近いトークは美味しい。
大塚さんはあいかわらず、あんな渋い声でとぼけた発言してて
可笑しいし、内容も面白くてごちそうさまな一枚。
しかし、金丸さんの"新聞に顔入りで載っちゃった話"には驚いたな。
初期の信乃ちゃんの心境と、かぶるものがあったのではなかろーか。
やっぱ声優さんって大変。^^; それから、彼の「明夫ちゃん」
って呼び方が可愛いね。明夫ちゃん♪←気に入ってるらしい。